当院の特徴

年間約3,000例の内視鏡検査により、患者さんの命と生活を守る


「治せるがんで死なせない」をモットーに、毎年約3,000例の内視鏡検査を施行し、胃がんや大腸がんの早期発見に全力を注ぐひらた医院院長の平田孝浩先生。その“執念“とも言える熱意の背景には、かつて大黒柱を失った自分たち家族の悲しみと夢がありました。


第一人者の内視鏡検査を見て、認識が一転


平田先生は3歳の時、平田医院の院長だった父親を胃がんで亡くしました。享年39歳でした。「開業医として志半ばだったわけですからね。母と姉、兄と、いつか平田医院を再興しようとよく話していました」と平田先生は振り返ります。3人の子を育てた母親は、末っ子の平田先生が川崎医科大学に合格した際、父親が残した家を売り、学費にかえてくれたそうです。大学卒業後、手術が上手な医者に憧れていた平田先生は、大分医科大学(現大分大学医学部)や国立長崎中央病院で熟達の医師の下につき、外科医として成長していきます。ある年の夏、平田先生は東京で、大腸内視鏡検査の第一人者、岡本平次先生の手技に学ぶ機会を得ました。「当時の内視鏡検査は、内視鏡室に響くくらい苦痛の大きい検査でした。しかも1時間くらいかかります。でも、岡本先生の検査は、ファイバーが3分で大腸に到着し、患者さんも苦しんでいません。この技術を絶対に身に付けるべきだと思いました」と決意した平田先生は、手術と並行して内視鏡の腕を磨きます。

内視鏡センター。5つの回復室は完全個室で、トイレ付の回復室(1室)もあります。緊張感を和らげる木の風合いも含め、細やかな配慮が、女性の受検者が多い(50〜70%)一因となっているようです。


メスを置き、内視鏡検査・治療に全力を尽くす


平田先生に再び転機が訪れます。母親が胆石を患い、平田先生自ら摘出手術を行いました。「母の体にメスを入れた後、何だか「あ、もういいか」と手術に対する執着が消えました」と平田先生。さらに2歳上の兄が40歳で急逝したことで、家族の夢―ひらた医院の再興を再び強く意識するようになります。2002年、平田先生はひらた医院を開業しました。開業と同時にメスを置いた平田先生は、内視鏡検査による胃がんや大腸がんの早期発見・早期治療に情熱を注ぎます。「35歳以上の方には年1回の内視鏡検査をお勧めしています。毎年検査していれば、内視鏡で切除できるレベルでがんが見つかります。開腹手術になると、仕事を長期間休まなければなりませんし、胃を切除した場合、その後の生活が大きく変わってしまうのです」。

「僕が大学に入った時の教授など、師匠や先輩たちが内視鏡検査を受けに来てくれるんですよ」と話す平田先生。リピーターが多いことに合わせ、平田先生の手技に対する信頼感の表われです。


実父が残した課題を、義父の治療で乗り越える


同院で毎年、内視鏡検査を受けている平田先生の義父に胃がんが見つかりました。しかし、ごく早期だったため内視鏡手術で完治します。「その義父が後日、眼科を受診した際に、「何か病気をしたことは?」と聞かれ、「何もないです」と答えたそうです。いやいや、胃がんをとっているんですけれどね」と平田先生は微笑みます。それくらい負担の少ない治療法というわけです。「自分の父は胃がんで死にましたが、妻の父は救うことが出来ました。一つ、自分の課題をクリアできたように思います」。偶然だそうですが、平田先生の父親が平田医院を閉院したのが39歳の6月30日、平田先生が同院を開業したのが同じ39歳の7月1日。父親の医院はその息子へ、確かに引き継がれました。

がんの専門医療機関であるひらた医院は、同時に地域に根差したかかりつけ医院でもあります。


当院の内視鏡検査について


当院では院長の「治るガンで死なせない」という熱い想いのもと少しでも多くの方に胃がんや大腸がんの早期発見の為、内視鏡検査による定期的な健康確認を習慣化していただく事をおすすめしております。


  • 全国でも数少ない専用の「内視鏡センター」を併設しております。
    完全個室で鍵付きロッカーやミラーも完備しています。他の患者様と会う事もなくプライバシーを守ることができています。
  • 検査を受けられる方のおよそ55%は女性です。
    「プライバシーに配慮した検査が受けられる。」と、女性の患者様から高い支持を頂いております。
  • ひらた医院では年間3,000件の内視鏡検査を行なっており、約1%の高いがん発見率で早期発見に貢献しております。
  • 当院の内視鏡検査のリピーター比率72%

患者様の声


30代女性

以前、他の病院で内視鏡検査を受けました。 その病院では、ミーティングルームの様な部屋で当日検査を受けられる20名ほどの方達と一斉に「下剤を飲み隣のトイレに駆け込む」という事を繰り返し大勢で検査の前準備を行いました。 また、検査の待合室も大部屋で20個ほど並べられた小さなベッドで寝て待ち、隣の人との距離は数十センチでした。 検査が終わると麻酔で意識もうろうとしている状態で両脇を抱えられ待合のベッドに運ばれ・・・ そんな初めての内視鏡検査だった為、正直内視鏡検査は出来れば受けたくないと思っていました。 しかし、ひらた医院さんの内視鏡検査は自宅で下剤を飲み自分のペースで準備も出来、待合室も完全個室でした。 麻酔が切れ、目が覚めたら自分のペースで看護師さんを呼んで検査結果を先生から丁寧に教えてもらえました。 また、先生の説明にも毎年検査を受ける事で自分の健康を確かめ、健康の良い習慣を持つことの大切さを教えて頂きました。 それ以来、毎年恒例で検査を受けており、今では職場の同僚も誘い皆で健康の大切さを噛みしめる年間行事になっています。

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